とりあえず スーパーのおじさんに作り方を聞き・・

家に帰った私は 理科の解剖実験状態でした。   だって、気持ち悪い物体なんだもの・・

ボウルに体温くらいのぬるま湯 すこし塩味がつくくらいの塩をいれ・・・すじこさん投入。

おわ〜〜〜・・不気味な手触り・・薄皮みたいな膜から、いくらを剥がして ばらばらにしていく・・

水は濁り 赤くなり・・・いくらを手探りでほぐしていく・・げげげげ・・潰れそう・・・・

ほんとに食べられるのだろうか????? この 生臭い物体・・・・・

でも 慣れてくると なんだか面白い。 潰さない力加減がわかってくる。

膜から外せたら 水洗い・・ボウルに水をいれ 浮いてくる皮とかをある程度流す。

ところが  水が白くにごり いくらも白く潰れたりして、もう だめだ、失敗だ・・・

この実験はここまでだ・・・・と ゴミ袋に証拠隠滅をはかろうとしたら、

「ママなに作ってんの?」とムスメの怪訝な声・・。 後ろから見られていたことを知り

私は職務質問を受けた不審者のようにドキドキしながら・・・とりあえずごまかした。

すじこさんの気持ち?を考え、投げ出さずに、最後までやってみることにしました。

市販のタレをつかってもいいし・・私はこの時は おじさんに教えてもらったみりんと醤油だけで、

やってみました。 お酒を入れた方が好きな人もいるでしょうが 子供とどっさり食べるには、

入れない方がいいですね・・

なめてみて、あまりしょっぱくない味・・・、甘すぎるかしら?くらいが 意外と美味しいです。

(クリープの空き瓶がちょうどいい感じでした。)

ビンの中にザルにあげておいた、ぐったりした 不気味ないくらを入れ、タレを注ぎ、冷蔵庫へ。

冷蔵庫の扉を閉じたら一礼して 「どうか奇跡が起こりますように・・・食べられますように」

・・・・と祈りました。・・・・翌日の朝・・・奇跡は起こった!

クリープのビンの中で さながら赤い宝石のように輝いているではありませんか・・・!

「うわあああ〜」 と覗き込むムスメに 「どう?ママが作ったのよ!買ったんじゃないのよ!」と

自慢してから 真っ白なご飯の上に 山盛りにいくらをのせてあげました。

「おいしいいっ! ママすごいっ!」 と笑うその笑顔見たさに・・(もちろん 美味しいし)

毎年不気味な物体と格闘している私です。

保存はあまりできませんから、お早めにお召し上がりください・・・と言いたいところですが・・

絶対 すぐにたべちゃいますよ。(笑)美味しいから。


あの 幸せそうなおばさまの笑顔には こんなわけがあったのね・・・と 今なら理解できる私です

多分  丸々太ったすじこを物色する私の幸せそうな笑顔に疑問を持った若者が・・・・・

どこかで いくらの醤油漬けを作っているかも知れない・・・。、  

食欲の秋・・・・・のある日の出来事でした。

戻る

       いくらの醤油漬けを作りました。

この季節、スーパーに丸々太った?生のすじこが並びますね・・(塩漬けではない 生のもの)

自分で作ったこと ありますか? 

面倒くさそうでしょ? ハイ!面倒くさいです(笑)

でも 人生で 一度くらいはやってみるのも良いと思いませんか?

怖いもの見たさ、話のネタ 、何でもいいからお試しください。

出来上がりの市販のものとは比べられない美味しさ!

熱々の炊きたてご飯の上に つやつやの真っ赤ないくらを山盛りにのせて食べる快感(笑)

毎年 必ず作りたくなりますよ。

実は 私も数年前まで作る気など全くなく ・・


醤油漬けのいくら自体 しょっぱくて 高くて あまり興味もなかったのです。

でも・・ほんの遊び心で まんまるくって でかいすじこを買ってしまいました。

なぜなら・・・嬉しそうに買いだめしていく見知らぬおばさまが あまりにも幸せそうだったから。

なんでそんなに幸せそうだったのか・・・知りたい・・・私の好奇心はそこにくすぐられたのです。

このページトップへ